鶏もも肉より美味しい出汁を持っている、鶏胸肉の旨みを活かした冷たい蕎麦を作ります。
僕の得意な食材は鶏胸肉なんです!鶏胸肉なのに鶏もも肉より柔らかいレシピをいっぱい作っています。
そこで今日おすすめしたいレシピは、さっぱり!冷たいぶっかけ鶏そばです!
鶏胸肉でさっぱり!ぶっかけ鶏そばのレシピ(3人分 調理時間20分)
食材 | 分量 |
---|---|
鶏胸肉 | 1枚 |
そば(乾麺) | 3人分 |
お湯 | 400ml |
麺つゆ(4倍濃縮) | 大さじ4〜6 |
塩、砂糖 | 適宜 |
ゆで卵、ネギ | お好みで |
鶏胸肉の処理
鶏胸肉1枚を一口の大きさに切ります。肉の重さの0.5%の塩と塩の半分の砂糖をふってよく揉み込みます。(目安300gに塩小さじ1/4、砂糖は強めのひとつまみ)そのまま10分置いておきます。
皮は取っても良いですし、付けたままでもok!お好みで選んでください。塩、砂糖の効果は後で解説します!
鶏胸肉を茹でる
お湯400mlを沸かし鶏胸肉を入れて火を通します。アクが出てきたら取り除きます。
そばつゆを作る
鶏胸肉を茹でた汁へめんつゆを入れて味付けをします。あら熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やします。冷やすと薄く感じるので少し濃い目に調えてください。
レシピでは麺つゆ(4倍濃縮)を指定していますが、2倍濃縮でも3倍でもokです。
そばを茹でて仕上げる
そば3人分を茹でて水で洗い、しっかり水を切っておきます。皿にそばを盛り付け、よく冷やした鶏胸肉のそばつゆをかけて完成です!
トッピングは、たっぷりネギ、ゆで卵がおすすめです。そのほかにも天ぷらなどお好みの具をトッピングしてみてください。
冷たい鶏胸肉そばを美味しくするプロの技
ちょっとしたプロの技と科学の力なんですが、なんで鶏胸肉が美味しいのか詳しく解説します!
鶏もも肉の2倍の旨味成分
実は鶏胸肉は鶏もも肉に比べて、旨味成分(イノシン酸)を2倍近く持っています。
出汁がいっぱいという事ですね!
硬くなりやすく仕方なく使われている鶏胸肉ですが、ポテンシャルはすごいんです。「簡単に柔く使えれば楽なのに!」を解決する方法を次に解説します。
塩 砂糖でしっとり
鶏胸肉に塩と砂糖を揉み込むだけで、しっとり仕上がります。これは塩が鶏胸肉のタンパク質を固めて、砂糖が鶏胸肉が持っている水分を保水してくれるからなんです。
浸透圧でしっとり
今日のレシピは塩の浸透圧を使って、科学的に鶏胸肉をしっとりさせています!
浸透圧と言って、水分は塩の濃い方へ移動する性質があります。なので、塩味がついた鶏胸肉をただのお湯で茹でると、水分が勝手に鶏胸肉へ移動してしっとり仕上がります。塩と砂糖で下味をつけただけですが科学の技なんです。
実食とまとめ
さぁいただきます!スルッと、お!鶏胸肉の良い出汁が溶け込んでいますね〜そばと鶏って相性いいですよね、香りが両方とも伸ばしてくれています。
気になる鶏胸肉は…
わぁお!しっとり〜〜〜〜え?これ鶏胸肉なん??ってぐらいしっとり!
なんなら鶏もも肉より歯切れが良いから、子供も鶏胸肉の方が食べてくれるし、財布にさやしいしで、これ鶏胸肉が優勝なんじゃ…?
今回は冷たいそばで食べましたが、お湯と麺つゆを増やしてもらって温かい鶏そばもおすすめです。
まとめ
鶏胸肉へ塩と砂糖を揉み込むプロの技で、しっとり柔らかなのに旨味が濃厚!冷たいぶっかけ鶏そばレシピをお送りいたしました。
プロの技って言っても意外に簡単ポイントだけでしたね。
今回紹介したプロの技は他の料理でも使えます!親子丼などの煮る料理の時に、ぜひお試しください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました♪
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