今日はカツオのたたきの生臭さをゼロにする下処理を紹介します。
江戸前寿司の技術を応用したレシピですが、この技術を使えばカツオのたたきがマグロみたいに柔らかく、臭みなく仕上がります。
少し時間がかかりますが、子供に「臭くない!美味しい」って言ってもらえた方法です♪
カツオのたたきの下処理とアレンジレシピ(3人分 25分)
食材 | 分量 |
---|---|
カツオのたたき | 200g |
新玉ねぎ | 1個 |
しょう油 | 大さじ3 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1と1/2 |
酢 | 大さじ3 |
水 | 80ml |
カツオを酢に漬ける
酢大さじ3を水80mlで割った酢水を作る。カツオのたたきを漬けて5〜10分置いておく。
漬けタレを作る
鍋へみりん、酒各大さじ1と1/2を入れて火をつけます。沸騰させてアルコールを飛ばして火を消ししょう油大さじ3を合わせる。
酒の種類はなんでもokです。アレンジでにんにく、生姜を加えても美味しいタレになります。
カツオをタレに漬ける
バットか平らな皿へキッチンペーパーをひき酢水に漬けたカツオを並べる。もう一枚上からかけてタレを注いで冷蔵庫で10〜20分漬けておく。
酢水に漬けたカツオは身が柔らかくなっています。これはこれで美味しいですが、少し濃いめの付けタレにしっかり漬けて、水分を抜いてあげます。
こうすると、身をねっとり軽く熟成させるとカツオのたたきがマグロに負けない美味しさに大変身します!
盛り付けて玉ねぎのスライスを合わせる
玉ねぎをスライスにして水に5分漬ける。しっかり水を絞れば辛くない玉ねぎスライスの完成!
お皿に漬けたカツオを並べ玉ねぎのスライスを盛り、残ったタレをかけたら出来上がり。お好みで生姜、アサツキを散らしてみてください♪
カツオの臭みが抜ける理由
酢水に漬けることで生臭さが消えます。魚の臭みの正体はトリメチルアミン。これは酸味と合わさると中和されて臭みが消えちゃいます。
酢をそのままかけて臭みを消してもいいですが、酸っぱすぎちゃうので水で割ってあげるのです。
レモン汁でさらに臭み抜き
さらに臭みを消したい場合は、酢大さじ2、レモン汁大さじ1で作ってみて!レモンの柑橘の香りでほとんどの臭みが消えます。
さらに酸味がまろやかになる効果もあります。
何にも生臭くない!カツオのたたきがお店級に
カツオのたたきの生臭くない下処理とアレンジを紹介しました。早速、実食とまとめをしていきます。
秒でなくなる旨さ
一枚食べてみると、ほんのり酸味が効いてカツオの身がねっとりしていますねぇ。お店で食べた、ちゃんと仕事をしてある刺身の味がします!
カツオの旨味がタレに出ているので、タレだけでご飯が進んじゃいますね♪今回使った新玉ねぎとも相性抜群!
普段臭くて食べない娘が玉ねぎもカツオのたたきもモリモリ食べてくれて嬉しかったです♪
カツオの旬を楽しもう
カツオのたたきってどうしても生臭くて「安くて刺身食べたいけど、なんだかなぁ」って時があります。でも、今回の刺身の仕事をすれば美味しく食べられちゃいます。
旬の時はスーパーでお買得な値段で出回りますので、この下処理とアレンジレシピを楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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