なすが嫌いなうちの子が「これなら食べる!」といった、なすと豚こま肉の煮びたしのレシピを紹介します。
なすって子供が食べないんですけど、今日の煮びたしは美味しいらしく、いつの間にか僕の家の大人気レシピになっていたものです。
秘密はカツオ出汁、昆布出汁、めんつゆなど使わないシンプルさ。なすと豚肉の旨味を活かしたプロの技を使います。
子供に人気!なすの煮びたしのレシピ 4人分 20分
食材 | 分量 |
---|---|
なす | 中4本 |
豚こま肉 | 300g |
しょう油 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1 |
酢 | 小さじ1 |
水 | 150ml |
塩、砂糖(下味用) | 適量(後で詳しく) |
油 | 少々 |
*豚こま肉はバラ肉、鶏胸肉、牛肉などに変更okです。
なすと豚こま肉の煮びたしのレシピ動画
なすを切る
なすのヘタをとり半分に切る。皮に5mm程度に浅く切り込みを入れて一口の大きさに切ります。
なすの下準備
切ったなすをボウルへ入れて塩1.5g(小さじ1/4)をなじませ10分おきます。茶色い水(なすのアク)が出てくるので捨てておく。
この塩がなすの旨味を引き出し、油を吸いにくくしてくれます!
豚こま肉が硬くならない下味
豚こま肉へ塩1.5g、砂糖ひとつまみ(1g)を、よくなじませ10分置いておきます。
信じられないと思いますが、塩、砂糖をして10分おくだけで、どんな肉も硬くならないんです。
豚こま肉を焼く
フライパンを中火で温めて油をひく。豚こま肉を広げて入れてこんがり焼きます。
香ばしい香りで旨味アップ!
なすを蒸し焼き
なすを加えて軽く混ぜてフタをします。弱火にしてなすが柔らかくなるまで蒸し焼きにする。目安:5〜7分
これがプロの技エチュべ。なすからカツオ、昆布出汁に負けない旨味が出ます!
味付け
なすが柔らかくなったら、砂糖大さじ1、しょう油大さじ2、水150ml、酢小さじ1を加えて火を強めます。砂糖が溶けたら完成です。
トッピングを楽しむ
このなすの煮びたしはトッピングを楽しめます。おすすめは大根おろし。他にも、かつお節、一味、七味唐辛子、ごま、ごま油などなど、色々アレンジしてみてください。
娘の1番人気は、ごま油きです!
人気になる煮びたしのこつ
なすの煮びたしは簡単そうで、奥が深いレシピです。ちょっと一手間加えると仕上がりが激変します。
嫌われがちな、なすの煮びたしが人気になるポイントを解説します。
なすの重さ0.5%の塩
なすになすの重さの0.5%の塩をなじませると、嬉しい効果が3つあります。
旨味がでる
なすに塩の下味をつけると、旨味が出やすくなります。
実は、なすにも昆布と同じ旨味があるので、下味をつけるだけで、出汁いらずで美味しくなります。
油を吸いにくくなる
なすに塩をなじませて10分ほど待つと、表面が濡れてきます。この状態になれば、焼いても揚げても油を吸いにくくなるので、あっさりカロリーオフで食べられます。
味が決まる
レシピに、なす4本とありますが「買う物によって量が違いますよね」大きい場合もあるし、小さいときもあります。
そんなときに、切ったなすの重さを計って塩の量を決める。これをやってもらうだけで、材料が変わっても、使う量が違くても、仕上げの味がバシッと決まり美味しく作れます。
計算が難しいですが、100gに塩は0.5gと覚えちゃえば簡単です!
なすを蒸し焼きにする
なすに塩をなじませ、なすの水分だけで蒸し焼きにします。
これでなすから、カツオ、昆布出汁に負けない旨味が出てきます。
実は、なすには昆布と同じ旨味成分があるので、引き出してあげれば出汁は必要ないんです!
なすトロ 豚肉柔らか
長い話が終わったところで、早速食べてみます!
まずはなすから…うまーーー!なすってこんなに美味かったっけ?とビックリしました!
豚肉の旨味を吸って最高の状態です。
さらに豚こま肉は「これ昨日から煮込んだでしょ?」ってレベルで柔らかい…!
これなら、硬くて飲み込めない事件も起こらないので、子供がパクパク食べてくれました。
動画でプロの技を紹介
こちらでプロの下味を紹介しています。ぜひ役に立っていただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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