今日は「飽きた」を解決できるプロのめんつゆの使い方を紹介します。
めんつゆって美味しいですが、何回か使うと飽きちゃうんですよね〜。
毎回同じ味に感じません??
他のサイトを見て、昆布足したり、かつお節を足したりする方法も試したけど、結局はイマイチ…
何でかって言うと「めんつゆが美味すぎる」からなんです!
料理研究家・シェフのプロはめんつゆを引き算して美味しく使います。その方法は…
めんつゆ÷2+塩です!ちょっと今まで無かった活用方法なので、楽しみに続きを読んでいただければ嬉しいです。
めんつゆを美味しくする手順
食材 | 分量(1人分) |
---|---|
めんつゆ2倍濃縮 | 25ml |
水 | 150ml |
塩 | 適量 |
今回は2倍濃縮を使いますが、3倍濃縮でも同じ方法が使えます。
分かりやす動画
めんつゆを規定量の半分使って塩で調える
鍋にめんつゆ2倍濃縮25ml、水150mlを入れて沸騰させ味見をして塩で調えます。
本来のめんつゆメーカーの指定量はめんつゆ50ml、水150mlでボトルに書いてありありますが、今回は、めんつゆをメーカー指定の量の半分を使い塩で味を調える。たったこれだけなんです!
盛り付ける
茹でた蕎麦、小松菜と舞茸のさっと茹でをトッピングして完成です。
次の項目から詳しく解説していきます。
美味すぎると飽きる
なぜめんつゆの指定量を半分にしたかというと「美味すぎると飽きる」からなんです。
めんつゆは旨味が濃すぎる
市販のめんつゆを大手〜マイナー、化学調味料無添加の物まで色々使ってみましたが、市販のめんつゆは美味すぎるんです。
人間の舌は出汁の旨味が強すぎると、他の材料の味を感じにくくなります。
旨味を薄めると素材が活きる
そこで今回の方法を使って、旨味を薄めてあげます。そうすると素材(蕎麦、小松菜、舞茸)の香り・旨味が際立ってきます。
出汁の旨味では負けますが、素材の個性がはっきり分かり美味しさに気付く事ができました。
素材が活きると飽きない
まとめると、めんつゆが美味すぎるから素材の本来の味を消し飽きる原因になっていた。ということになります。
これは他の料理にも当てはまることで、例えば肉じゃがをめんつゆで作っても、うどんでも蕎麦、そうめん、きんぴらをめんつゆで作った時と「美味すぎて出汁の同じ味」で完成してしまします。
なので、作る料理が変わって飽きちゃうんですね。
そこで旨味をワントーン落としてあげて、素材の味を活かします。ただ、そのまま出汁を薄めて落とすと物足りないので塩で味を調えてあげる。
これで、お店で食べているかのような料理をめんつゆで作る事ができます。
実践してみて
ただ、ここまで説明してきましたがピンと来ないと思います。ぜひ実践して試していただければ嬉しいです。
今回はかけつゆでしたが、つけ汁でも同じ方法で素材を活かすことが可能です。
ストレートのめんつゆを使う場合は、使うめんつゆの量の30%の水で薄めて塩で調えて使ってみてください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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