【秘密にしていた】料理家が手羽元で作る本格的なラーメンのレシピを大公開

今日は、お安い手羽元を使った本格的な醤油ラーメンを作ります。

実は、ラーメン作りが趣味で「これお店出せるんでは？」と秘密にしていたレシピを大公開します！

手羽元を使えば、時間はかかりますが、少ない材料で鶏ガラの本格的な味、肉の味が濃厚な手羽元チャーシューラーメンが簡単に作れます！濃厚な旨味を醤油でまとめた、お店レベルの味わいが堪能できますよ。

さらに隠し味の「かつお節」！この使い方も必見です！

手羽元ラーメンのレシピ(3人分)

調理時間の目安 1日

しょう油を塩、味噌に変えれば、いろんな味のラーメンが楽しめます。

・塩ラーメンにする場合は塩6〜8g
・味噌ラーメンにする場合は味噌を大さじ2〜3

手羽元を使った本格しょう油ラーメンのレシピ動画

手羽元の準備

手羽元へ塩を振り全体になじませ10〜15分置いておく。

この塩が旨味の流出を防いで、煮ても肉の味が残ります。

手羽元をこんがり焼く

フライパンを中火で温め油をひく、手羽元を入れて転がしながら全体に焼き色を付けます。

この焼き色がスープに深みを出してくれます。

スープの準備

大きい鍋へ焼いた手羽元、水1500ml、しょうが、ねぎの青い部分を潰して入れる。

潰したにんにくや、キャベツの芯などを入れても美味しい出汁が出ます。

スープを煮る

火をつけて沸騰さえ灰汁を取り除く。30分弱火で煮て火を消し一晩置いておく。

肉をとろとろにしたい場合は1時間ほどにてみてください。

手羽元チャーシューの準備

翌日になったら青ネギを捨て、手羽元を取り出しチャーシューのタレ（しょう油大さじ2、砂糖大さじ2）を塗りながら、グリルorオーブンで焦げ目が付くまで焼きます。

タレを何度かかけて、コーティングするように焼くと美味しくなります。

トッピングの準備

ネギは小口ぎり、ゆで卵はお好みの固さに茹でておく。ゆでたほうれん草など、お好みの物を用意してみてください。

手羽元ラーメンを仕上げる

スープを沸騰寸前まで温め、麺を茹でるようのお湯を沸かします。

丼へしょう油大さじ2〜3を入れて、スープを300ml〜400mlそそぎ味の濃さを調節し準備します。

麺を茹でてお湯を切り、手羽元チャーシューや好きな具をトッピングしたら完成です。

ここの一連の作業は大変ですので、しっかりシミュレーションして行ってみてください。

手羽元ラーメンの味変を楽しむ

食べ進めて半分くらいになったら、鰹節を足してダブルスープ風を楽しみます。にんにくやごま油を少しずつ足して味変を楽しんでみてください。

スープを長時間置く場合は

僕の方法ですが、夜寝る前にスープを作って翌日のお昼ご飯に食べることがほとんどです。それ以上、時間をあけてラーメンを作る場合は、翌日の朝にスープのネギ、手羽元を取り出して一回しっかり沸騰させて殺菌してください。

これで夜までは美味しく食べれます。

手羽元ラーメンを美味しく作るポイント！

ちょっとめんどくさいですが、ポイントを守るとお店級な美味しさになりますよ。

手羽元1本に対して水は150ml〜200ml

濃い目の鶏スープを取りたい場合は手羽元1本に対して水を150mlにします。コレで旨味の濃いスープになります。

少しあっさりが良い場合は水200mlにしてみてください。昔ながらの中華そば風で食べやすいですよ♪

手羽元をしっかり焼く

手羽元の全体に良い焼き色がつくまで焼くと、スープに深みがでます。時間も10分くらいで済むので、しっかり焼きましょう。

焼いて出た油はスープのトッピングにしても美味しいです。

味噌、塩でも美味しい

今回はしょう油味で作りましたが、味噌、塩でも美味しいラーメンが作れます。

味見をしながらスープに追加して、自分好みのラーメンを作っちゃいましょう♪

丼は温める

ラーメンを盛り付ける器は、あらかじめお湯で温めておきます。
意外にもラーメンって冷めやすいので、この一手間をかけると仕上がりがお店級になります。

お店が出せるクオリティ

もうお店に負けないくらい美味しい手羽元ラーメンが完成しました！時間はかかりますが、作り方は案外に簡単です。

秘密の「かつお節」はすごいですよ！あと入れするだけでダブルスープが丼の中にできちゃいます。

この美味しさはぜひ一回お試しいただけたら嬉しいです。じっくりスープと向き合って、充実したラーメンが作れたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました♪