炊き込みご飯って簡単そうで、味が決まらなかったり、べちゃっとしたり意外に失敗の多い料理ですね。
実は、ちょっとした一手間で炊飯器でも、専門店級に美味しく作れちゃうレシピのポイントがあります。それは…
①材料に下味
②具は火を通す
たったこれだけ。すぐ実践できて確実に失敗もなくなる方法になっています!さらに味付けの黄金比も紹介。
今回は僕一押しの生姜焼き炊き込みご飯で解説しますので、早速みてみましょう。
豚バラ肉とさつまいもの生姜焼き炊き込みご飯のレシピ(3〜4人分 25分炊き時間を除く)
食材 | 分量 |
---|---|
米 | 3合 |
豚バラ肉 | 150g |
さつまいも | 200g |
玉ねぎ | 1/2個 |
水 | 600ml |
しょう油 | 大さじ3と小さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1と適量 |
塩 | 適量 |
炊き込みご飯のレシピ動画
分かりやすいと評判です。ご覧いただけたら嬉しいです。
米を洗う
米を洗って水を切り3合分の水を入れておく。
材料を切る
さつまいも、玉ねぎは1cm角に切る。生姜は千切りにする。豚バラ肉は食べやすい大きさに切っておく。
塩で下味
豚バラ肉へ重さの0.5%の塩、その半分の砂糖を馴染ませ10分おく。
さつまいも、玉ねぎにも重さの0.5%の塩をふる。
第一のポイント
ここがポイント!材料に塩で下味を付けます。これで素材から旨味が出やすくなりますし、肉類は焼いても煮ても炊いても固くなりません。
野菜は実が締まるので、炊き込んでも煮崩れしなくなります。
塩は重量の0.5%というめんどくさそうな数字が出ていますが、一回だけ計って感覚を掴めば、後はなんとなくでok!
今回は豚バラ肉150gなので塩は0.7g、さつまいもと玉ねぎは合わせて350gなので塩は1.5gほどふっておきます。
さつまいもをレンチン
さつまいもを耐熱の器に入れて、電子レンジで柔らかくなるまで温めます。
後工程でフライパンを使って炒めますが、そこで火を通してもokです。でも時間がかかるので今回はレンチン時短で行きます。
炒める
フライパンを中火で温めて油をひきます。豚バラ肉を加えて炒める。玉ねぎ、生姜を加えて軽く混ぜ蓋をして弱火で蒸す。
野菜は蒸し焼きにすると旨味、出汁が出やすくなります。
これはおすすめな方法なので、他の料理にも応用してみてください。
味付け
玉ねぎが半透明になるまで蒸したら(3〜5分)さつまいも、しょう油小さじ2、砂糖小さじ1を加えて軽く混ぜて火を止める。味見をして、このまま食べて美味しい濃さにする。
この味付けが薄いと炊き込んだ後ぼやけた味になります。しっかり調えておきましょう。
第二のポイント
「こんなにしっかり炒めて味付けするの?」って思うかもしれませんが、ここまでしないと味がぼやけてべちゃっとした炊き込みご飯になっちゃうんです。
実際に作ってみると、そこまで手間ではないので、一回だけチャレンジしていただけたら嬉しいです!
炊き込む
炊飯器のお釜へしょう油大さじ3、みりん大さじ1を入れて軽く混ぜます。具を加えて炊いたら完成です!
炊き込みご飯の黄金比
米1合に対してしょう油大さじ1、みりん小さじ1が炊き込みご飯の黄金比です。
これ以上少ないと薄い、多いと濃い感じになります。
でも絶対ではないので、お好みで調節してみてください。
12倍旨い炊き込みご飯ができた!
一口食べてみれば素材の旨味が引き出されて、出汁を入れていないのに出汁ありより美味しい炊き込みご飯が作れました。
体感ですが、いつもの作り方より12倍旨いです。(※当社比)
具はアレンジok
今回の炊き込みご飯の作り方はレシピではないです、方法なんです。
ですので、具はなんでもok!鶏肉に変えても、キノコに変えても、じゃがいもでも、人参でも美味しく作れます。
①材料の下味
②具を炒める
この二つさえ守って作れば、まず失敗しない美味しい炊き込みご飯ができます。
僕のおすすめは、鶏肉とごぼう、キノコとじゃがいも、ベーコンとさつまいも、なんて組み合わせは美味しかったです。色々アレンジして今回の方法を使っていただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント